プリント基板やディスペンサーは身近な存在|疲労試験で試みる限界

さまざまな用途がある

CPU

制御方式の違いを知る

モノを一定量ずつ供給する装置のことをディスペンサーと言います。モノには現金・紙コップ・粘着テープなども含まれますが、狭い意味でディスペンサーといえば液体定量吐出装置のことです。具体的には自動販売機の飲料・シャンプー・液体洗剤などが挙げられます。 多くの場合、ディスペンサーの機能として重要なのは、1回ごとに同じ量の液体が出てくることです。そのための制御方式が何種類かあります。たとえば時間と圧力により制御する方式は、液体の残量によって吐出量に誤差を生じる可能性があります。流出する容積を管理する方式は、液体の圧力や粘度に影響されませんが、吐出速度に劣る場合があります。用途に応じた制御方式を用いることが重要です。

生産の現場でも活躍

ディスペンサーは自動販売機などでエンドユーザーにとっても馴染み深いものですが、生産の現場でも多くの用途に利用されています。たとえば電子機器の製造ラインで部品に接着剤やハンダを塗布したり、医薬品や化粧品を小分けにして充填したり、合成樹脂やシリコンで製品をコーティングしたりするのに用いられます。 このような現場では、ディスペンサーがロボットに搭載され、自動化されている場合もよくあります。自動化されたシステムに組み込むには、時間経過や温度変化によって吐出量が変わらないよう、精度をいっそう高める必要があります。ディスペンサーのメーカーでは、条件変化による吐出量のばらつきを抑えるため、さまざまな補正システムを開発しています。